免疫力アップ
2010.12.02
免疫システムが集中している「腸」を元気で良好な状態に保つことが免疫力向上のポイントです。

体には食べ物や空気と一緒に入ってくる細菌やウィルスと戦い、守る機能「免疫」があります。免疫を司るのは「白血球」という血液細胞ですが、ストレス、喫煙、不規則な生活、栄養の偏りなどによって能力が低下してしまいます。三食きちんと食べ、規則正しい生活を送るよう心がけましょう。食べることはストレスを軽減させる効果もあります。また、よく噛むと殺菌成分を含む消化液が多く分泌されるようになります。胃腸の粘膜を守り、腸内環境を整えてウィルスに負けない体を作りましょう。肉や魚のたんぱく質は免疫細胞の材料に、茸や海藻類には腸内の不要物を出す食物繊維が多く含まれます。その他にも、腸の善玉菌を増やすヨーグルトや漬物などの発酵食品、粘膜を守るビタミンAを含むレバーやうなぎなど、食べ過ぎに注意して満遍なくいただきましょう。外出後の手洗いやうがいも忘れずに。
発酵食品がポイントです
●チキンのキムチチーズ焼き● キムチやチーズなどの発酵食品には乳酸菌が含まれます。乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、腸の働きをよくします。
食物繊維がたっぷり
●青菜とイカのペペロンチーニ● 野菜や茸には食物繊維が含まれます。食物繊維は腸内の不要物を排出し、善玉菌が住みやすい環境をつくります。
良質なたんぱく質が決めてです
●海老天 そば・うどん● 私たちの体はたんぱく質で作られています。肉や魚介類、大豆製品などに含まれる良質なたんぱく質は、傷ついた体を修復し、免疫細胞の材料になります。